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ほびとの世界195ヶ国を目指して…

 

 

「地球の歩き方」の「旅いさら」という企画で

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ミャンマー・バゴー、バゴーの観光名所を巡る

  • 執筆者の写真: on-foot
    on-foot
  • 2016年11月26日
  • 読了時間: 5分

前回の記事はバスを降りるところまででしたが、ここからは降りた後のお話です。当初は観光名所の説明をするだけにしようと思っていたのですが、トントンさんのお宅にお邪魔させてもらったり、子供たちの写真を撮ったりといろいろあったので順を追ってお伝えしつつ、説明をしていこうと思います。まぁお付き合い下さい。

バスを降りたらいつものように人集り…ミャンマーのこういうところはベトナムに似ているかもしれませんね。取りあえずヤンゴン行きのバスチケットを買うつもりでいたので、その辺のおっちゃんについて行きました。おっちゃん曰く、ここバゴーからバガン行きのバスがあり、その金額が20000チャット(約2000円)だとか…高っ!!と思いましたが、バゴーからヤンゴンまでが3000チャット(約300円)、ヤンゴンからバガンまでが15000チャット(約1500円)…ヤンゴンのバスターミナルが中心地から車で1時間ぐらいの場所にあることと、ヤンゴンからバガンまでのチケットを当日取れるかが不確かだったのでバゴーからバガンに行くことにしました。

そこに一緒にいた日本語をしゃべれるおっちゃんがトントンさんです。(隣は息子さん。)バイクで町を案内してくれるとのこと…これがまた変な話で、バゴーには入域料というのがあって、その金額が10ドル(約800円)なんですが、それを無料にしてくれると言うんです。その代わり10000チャット(約1000円)を案内料として俺にくれだそうです。…「ほんまかいな!!」って感じですよね…でも(いつものことながら)まぁ信じてみるかと思いついて行ってみました。まずは安いゲストハウスを案内してくれて(たぶんもっと安いところあります。)1時間後に再集合…

①マハカラヤニシマ

実際に案内してくれたのは隣にいた息子さんの方…まず初めに行ったのがマハカラヤニシマです。シマとは出家の儀式を行う場所のことで、写真の場所は大理石が敷かれ、壁には28体の仏像が祀られています。ちなみに上にある旗はブッダフラッグだそうな。

②ミターヤンナンダと55ブッダ

続いてミターヤンナンダと55ブッダ…ミターヤンナンダは後に出てくるチャイプーン・パヤーと同じ4面に仏像がある造りになっていますが、その規模は小さいです。また55ブッダはそれぞれに木が生えており、種類は全て違うそうです。ちなみにミャンマーの仏像についてついて聞いてみると、「雨季はペイントが雨で落ちて素朴な感じだよ、毎年雨季が終わったらまた塗るからいつもきれいなんだ。」とのこと…あぁだからいつもきれいなんですね…。

③ミャッ・タ・リャウン寝仏

こちらの寝仏はまだ新しいそうでその長さは60m!!これはなかなか迫力がありました。隣には展示スペースを含めた広間があり、そこには夏休みでヤンゴンから来ている子供たちがたくさんいまして…本当にカメラを向けると寄ってくるんです…笑

④マハーゼディー・パーヤ

撮影料が別途300チャット(約30円)かかると言われたので外からの撮影にしたこのマハーゼディー・パヤー…パヤーの中でも積み重なった基壇が独特できれいです。

⑤シュエグーガラー・パヤー

こちらのパヤーは中に回廊があり、そこには64体の仏像が安置されています。それでも特筆すべきことはないかも…。

この後、トントンさんのお宅へ…トントンさんはいませんでしたが、奥さんも含めみんな日本語を勉強中らしく、少しだけ一緒に勉強しました。

「夕焼け」…夕焼け小焼けの赤とんぼ〜♪日本人に馴染み深い童話です。他にも教材を持っていたのでどこで手に入れたのか聞いてみると「祖父からもらったもの」なんだそうです。「祖父は戦争で日本語を覚えました。」とのこと…言葉が出ませんでした。でも日本を悪くは思っていまいみたいですね。

もう1つ聞いてみたのが「アウンサンスーチーさんについて」…彼らは「ベリーグッド!!」とまず一言…民主化を待ち望んでいるみたいです。「今までがひどすぎた。」とも言っていました。

⑥AKYUT MOKE HTAW PAGODA

1時間ぐらいお邪魔したところで次はAKYUT MOKE HTAW PAGODAへ…これが日本語ではなかったので、英語で失礼しますが、ここの基壇には550体の仏像があるらしく、この風景もなかなか見ごたえがありました。ここで一旦ゲストハウスへ戻り、1時間休憩…

⑦シュエターリャウン寝仏

1時間後、ここからがメインの3つなんですが、まずはシュエターリャウン寝仏…大きさこそミャッ・タ・リャウン寝仏より多少小さいですが、それでもその大きさ55m!!994年にモン族のミガディパ王によって建設させたそうです。ちなみにこのシュエターリャウン寝仏、イギリス植民地時代、鉄道建設の際にインド人技術者によって偶然発見されたものなんだとか。撮影料に別途300チャットかかります。

⑧チャイプーン・パヤー

先ほども出てきたこのチャイプーン・パヤー…高さ30mの太い柱4面にそれぞれ仏像があり、1476年に建設されたものだと言われているそうです。撮影料に別途300チャットかかります。

⑨シュエモード・パヤー

最後がバゴー最大の見どころでもあるシュエモード・パヤー…塔の高さは114mあり、ヤンゴンにあるシュエダゴォン・パヤーよりも高いそうです。地震で崩落した塔の前端部分や日本から寄進された鎌倉大仏なんかもありました。撮影料に別途300チャットかかります。

これでゲストハウスに戻って終了…後で調べてみると有名どころはほとんど網羅してくれてました。もともと10ドルかかることを考えると差額は2000チャット(約200円)…なぜ10ドルが無料になるのかは最後までなぞでしたが、大満足の1日でした。


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