カンボジア・シェムリアップ、コーケー遺跡&ベンメリア遺跡を巡る
- on-foot
- 2016年11月22日
- 読了時間: 3分
※こちらの記事は2012年11月22日~2013年6月28日まで東南アジアを周遊した時の記録です。以前のブログを閉鎖し、当ブログと統合しました。情報が古い為、変更されている点が多いと思いますので、ご了承の上でご参考にして下さい。
昨日のケーキがお腹に残って若干気持ちが悪いですが、今日は日本人8人でミニバスをチャーターし、アンコールワット遺跡の北東約100kmに位置するコーケー遺跡と日本では天空の城ラピュタのモデルになったと噂されるベンメリア遺跡に行きました。

シェムリアップの街を出てしばらくすると舗装されていない赤土の道に変わります。そこを走ること2時間半…コーケー遺跡のかなり手前でチェックポイントが…入場料となる10ドルを支払います。そこから車を走らせついに到着です…

はじめにたどり着いたのが、コーケー遺跡の中でも一番大きいプラサート・トムです。ここでコーケー遺跡について簡単に説明しておきますと、コーケー遺跡(コーケー遺跡群)はアンコール五大遺跡群の一つで、10世紀末に築かれわずか10数年間だけ栄えた都です。幻の都とも呼ばれているみたいですね。遺跡群は30箇所以上の寺院により構成されていて、ほとんどが手付かずのまま残さています。そしてこのプラサート・トムは大きさも最大ながらアンコール遺跡群では珍しいピラミッド型の遺跡で、高さ42m、7層に渡り積み上げられています。以前は遺跡の頂上から360°の大パノラマを楽しめたようですが、事故があり、現在はこのピラミッド型の遺跡の遺跡に登ることはできません。


広い敷地にはピラミッド型の遺跡以外にもこのような風景があります。前にも話した通り、ほとんど手付かずなので柱は倒れ、あちらこちらにものが散乱しています。

何気ない1枚なんですが、都がコーケーらアンコールに再び都が戻ったときに建設が始まったのが昨日紹介したバンダイン・スレイで、この屋根の形はバンダイン・スレイでも使われています。歴史が続いていく様子が垣間見えるのが面白いですね。

こちらはネアン・クマウ、ラテライト造りのこの遺跡は「黒婦人」の異名を持つそうです。こんな感じで10数個の遺跡を周りコーケー遺跡は終了です。

続いてベンメリア遺跡…ベンメリア遺跡についてまず断っておくべきことは、ラピュタっぽいですが、天空の城ラピュタのモデルにはなっていない事…ベンメリアが一般公開されたのは2001年のこと、天空の城ラピュタの劇場公開は1986年なのでモデルにするのは不可能ということになります。ウィキペディアにも「架空の世界を描く。」という記載になってますしね。(それでもちなみにラピュタっぽいと言われれば確かにラピュタっぽいです。)エントランスで5ドル払っていざ中へ…

入口の先には子供達がいて、頼まなくても中をガイドしてくれます。日本語もかなり流暢で驚きました。ただ最後にチップと言って意外と高額を請求してくるので、払える分だけあげましょう。ほびとは一人フラフラしていたらある時子供達がいなくなってしまいました…ガイドする人にとってはすごくやりにくい人間かもしれません…苦笑



ラピュタっぽい風景…自然と遺跡との調和が素敵ですね。本当はたくさん載せたいのですが、ここでは3枚紹介します。

帰りの車内はみんな爆睡…こうしてこの日の遺跡巡りは幕を閉じました。
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