ラオス・シーパンドン~ベトナム・フエ、28時間半の壮絶な移動
- on-foot
- 2016年11月20日
- 読了時間: 3分
※こちらの記事は2012年11月22日~2013年6月28日まで東南アジアを周遊した時の記録です。以前のブログを閉鎖し、当ブログと統合しました。情報が古い為、変更されている点が多いと思いますので、ご了承の上でご参考にして下さい。
先日の記事でもお伝えした通り、シーパンドンからフエまで移動しました。大変だとは思っていましたが、想像をはるかに超えてました。そんな移動を振り返ってみたいと思います。
シーパンドンを出発したのは昨日の11時…それまでに腹ごしらえしたいところでしたが、すでにキープがほとんどなかったのでカフェに入ることもできません。一緒にいた3人のキープを合わせて10本入りのバケットを買いました。このろくにご飯も食べていない状況が今後の悲劇をより倍増させるのです。

11時になったところで、まずはボートで本土へ移動…なんですが、カヌーみたいに細く転覆するかと思うぐらいでした。しかも先端に置いた荷物は水しぶきで濡れ…。本土に移動した後はミニバスでパクセまで移動します。…が、前の方がだいぶ膨よかな上に座席が壊れていたためこの上なく窮屈、更に更に途中で運転手がバスを止めてすいかを買いにいく始末…ラオスって国はどうなってるのでしょうか。

でもこれまだ序の口です…パクセに到着したのが15時半、フエに行くVIPバスの出発時刻が19時…(シーパンドン11時に出発した意味ないじゃん)…そんなこんなで紙を丸めて野球をしたり、折り紙で紙飛行機作ってみたり、3時間半をつぶしました。この日の夕日は今思えば不気味でしたね。

19時前になりVIPバスが到着…唖然…

入ってみて…絶句…

気分はまさに荷物状態、これでVIPバスなんだから…

ちなみにチケットのイメージ写真は…

(バスの写真は光の関係上次の日の朝撮影したものを使用しています。)
おかしいだろ!!人生で初めて強制的に体育座りで寝ました。しかも車内にはよく分からない音楽が夜遅くまで流れ…寝れないと思いきや気づいたら寝てました…苦笑
意外とどこでも寝れるので便利な体質です。ただ、途中積荷等々で何度も外に追い出され、その都度起こされると言う落ち着かない時間を過ごしたのは事実、しかも山賊にバスを止められ運転手がお金を払っていたからもはや何でもありか…。(一応、ほびと達乗客が被害に遭うことはありませんでした。)更に更に更に朝4時に国境に差し掛かったときには「パスポートと3ドル出して、出さないとハンコ押さないよと。」訳も分からず3ドル払い、邪魔だとバスを降ろされ、国境が開く7時まで外に放置され…ろくに食べるものもお金もなく散々な状態に。7時になって国境通過…ゲートではパスポートに賄賂をはさんで入国審査を通過する人々の姿を目撃…本当に何でもありの世界…

国境を越えてからもまた積荷…バスを降ろされ、バックパックを取られたまま2時間が経過…一緒にいた欧米人は「フライトに間に合わない」と軽くパニックになってました。それでもバスが戻ってきてからはある程度順調…でもちゃんと目的地に降ろしてくれる訳もなく15時半にフエ郊外に放り出され、バイタクの勧誘を断り徒歩で宿へ…

チェックインしたトリプルルームにバスタブがあった時の感動はこれから先も忘れないでしょう。

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