コーン島の小さな大冒険
- on-foot
- 2016年11月19日
- 読了時間: 4分
※こちらの記事は2012年11月22日~2013年6月28日まで東南アジアを周遊した時の記録です。以前のブログを閉鎖し、当ブログと統合しました。情報が古い為、変更されている点が多いと思いますので、ご了承の上でご参考にして下さい。
シーパンドン2日目、バンガローのあるデット島のお隣のコーン島に行きました。と言うよりはデッド島をフラフラしようと思っていたら、気がついたら橋があって、渡ってみたらそこがコーン島だったのです。デッド島からコーン島へは20000キープ払って橋を渡ります。(1日に何回渡っても20000キープですよ。)

コーン島の情報は何もなく、橋のおじさんに聞き込み…するとこの島は滝が有名らしく、取りあえずどこにあるかも分からない滝を目指すことに…スタジオジブリのカントリーロードに出てきそうな舗装されてない道を進むと…車が通るたびに砂埃がすごくて大変でした…苦笑

滝が近くなるにつれて周りの景色が変わってきました。ボロボロの橋、壊れかけのボート、茶色い水…気分はまさにディズニーランドのジャングルクルーズのよう。なぁリアルジャングル散策なんですけどね。進んでいくにつれて水が落ちる音が聞こえてきます…

10分後、目の前に滝が広がります。ここの滝は落差はあまりありませんが、幅があり岩肌から流れる水の勢いは本当に迫力があると言うか、自然のすごさを感じることができて鳥肌ものでした。


滝を堪能した後、例にもよって細い道を先へ…トトロが歩きそうな小さな木のトンネルなんかがあってここも風情があります。途中、島の子供達と木の鉄砲で遊びながら先に進みます。

サンダルが場違いなゴツゴツとした岩の道を抜けると、砂が見えてきます、その先にはもちろん…

(川なのに…)完全にビーチ、プライベートビーチというかアメリカの連続ドラマLOSTに出てくる漂流した無人島というか、本当に映画に出てきそうな空間でした。一緒にいたカンジくんはもちろん全裸で泳いでいましたが、そのことはここだけの話にしときます。一度大きな通りに戻り、更に島の奥を目指していきます。その途中に「デカっ!!」

巨大カタツムリが現れました(ドラクエか…。)時計と比べてもこの大きさ…ですが、後で島の人に聞くと1㎏にもなるもっと大きなカタツムリが生息しているみたいです。1㎏にもなると食べれたそうなので、食べてみたかったですね。こんな出会いもありつつ先を
目指していきます。


そして辿り着いたのがコーン島の最南端、カンボジアとの国境付近です。ここはイルカウォッチングの名所で淡水に生息するイルカは珍しいそうです。サワンナケートもメコン川の対岸はタイでしたが、そもそもここまで国境を身近に感じることは、日本にいては体感できないことですね。対岸のカンボジアに思いをはせながら昼食へ向かいます…。
コラム:今日のお昼はゲテモノ登場!!
と言うわけで、今日のお昼にまず食べたのは

ココナッツです。ココナッツはまず中の水を飲み、そのあと半分に割って実をスプーンで食べるみたいです。フレッシュな実を食べるのは初めてでしたが、食感は大根のような感じで、サラダにしたら美味しいかもしれません。お値段6000キープ。
続いて食べたのが

焼きバナナです。焼きバナナは通常のバナナにも増して水分が少なく、少し酸味のあるサツマイモを食べてるような感覚でした。ほのかな甘みもあり美味しかったです。お値段2000キープ。

最後に食べたのが


串焼きにしたカエルです。まだら模様の皮がそのまま残る姿焼き…味は魚の風味のする鶏肉という感じで後味は少し生臭いですね、骨も多くあまり食べる部分がありませんでした。日本で食べたときはあまり生臭さを感じなかったのですが、これもお国柄ですかね。お値段5000キープ。
~fin~
遅めの昼食を済ませ、島の外周をフラフラ、夕方になると登場したのが…

夕日ですよね、夕日はいつ見てもキレイです…が、レンズごしに見すぎて目が…こんな感じで小さな大冒険は幕を綴じました。好奇心いっぱいだった小学生の頃を思い出し…つつよくよく考えたら今もたいして変わらない、そんなほびとの物語でした。
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