世界1周の旅、住民票は抜いた方がいい!?
- on-foot
- 2016年11月4日
- 読了時間: 2分
出発前、最後に行うことの1つがこの住民票を抜く作業です。(もちろん抜かない人もいます。)そもそも住民票を抜くとどのような事が起こるのでしょうか!?
住民票を抜くメリット
「国民年金を納める必要がない」
住民票を抜いいてしまうと国民年金を納める必要がなくなります。年金は25年間払い続けて初めて受給資格を得ることができるのですが、海外旅行の期間は「カラ期間」 として年金支払年数としてカウントされます。 ただし、支給額は実際に納めた金額によるため、支給額は減るようです。もしそれを避けたい方は日本に帰国後に払えるそうです。
「国民健康保険料を納める必要がない 」
海外旅行保険に加入していれば、旅行中の病気などは保険でカバーできるので、日本で国民保険に加入する必要はなくなります。 ただし、現在の国民健康保険は海外でかかった病気・怪我の治療費も保険の対象になっているので、いろいろ検討してみてもいいかもしれません。
「住民税を納める必要がない」
これは少しややこしいのですが、住民税は1月1日に住んでいた居住地の市や区に納めることとなっており、6月に昨年分(1月~12月)の住民税が決まり、6月~翌年の5月までの1年間で払うこととなっています。住民税を抜いた後もそれ以降の住民税を支払う必要があるので注意が必要。ほびとは今年払わなければいけない住民税はすでに払っていて、来年(今年の1~12)分は状況を見て両親に頼もうと考えています。
住民票を抜くデメリット
実際そこまで影響はないのですが、住民票を抜くと印鑑証明が取れなくなります。印鑑証明が必要な場合、先にその作業を終わらせるといいでしょう。そして一時帰国の際に健康保険がないのは若干不便かも知れません。また、国民年金は納めなくてもいいですが、期間としてカウントされず後々困る可能性もあります。
住民票の抜き方
これは意外と簡単で横浜市の場合は各区役所の窓口に行き、住民票を抜く旨を伝え、身分証明書を渡します。そうすると「住民移動届」をもらえるので必要なところを記入します。(書き方は写真参照)後は指示に従うだけ、混み具合にもよりますが15分程度で終わります。

住民票の戻し方
帰国後、住むことになる市区町村の役所に行き、書類を記入、その書類とパスポートを窓口に持っていきます。(本籍地以外に住む場合、戸籍謄本・抄本、戸籍の附票も必要なので注意して下さい。)
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