ダーウィンからアデレード、15日間のツアーに参加してみる!!~12日目、世界一長いフェンスとオパールの産地クーバーピディへ!!~
- on-foot
- 2016年10月6日
- 読了時間: 4分
こんにちは、ほびとです。
遂にアデレードまでの距離も1500kmちょっととなりました。(ってまだ1500kmもあるんだな。)ちょうど半分…

実は今日からガイドさんが変わりました。数日前にこのツアーはダーウィンからアデレード(メルボルン)まで行くチームとアデレード(メルボルン)からダーウィンに行くチームがありますとお話しました。(ダーウィン、メルボルンからアリススプリングスまで行き、アリススプリングスからシドニーに飛んで、ケアンズまで行くツアーなんかもあります。)で、今回のガイドさんはダーウィン、メルボルンを出発し、アリススプリングスでそれぞれの地へ折り返すという事でした。なので、ガイドさんだけでなく、ツアーの参加メンバーも結構変わりました。
そんなこんなで昨夜はガイドさんに感謝を込めてお酒をプレゼントし、別れを寂しんだ訳です。

あれこれ考えているとバスは南オーストラリア州とのボーダーまでやってきました。

もちろん反対側はノーザンテリトリー準州の看板…あ、特に誰もいませんが、この州の境目では野菜や果物を別の州に持ち込むことができません。たまにチェックされるそうなので忘れずに食べるか捨てるかして下さい。

いやー、しかし相変わらず真っ直ぐで何もない道路…
アリススプリングスから本日の目的地クバーピディまではおよそ700kmもあり、本格的な移動日…まぁ時速100kmで走っても7時間かかるんですからね…ガイドさんってホント大変だわ。

無事夕方にクーバーピディの手前まで来ました。ここまで来るとまた景色が変わりますね。

にしてもハエの数が半端ない…

ここでの見どころはこのフェンス…
どれぐらい続くと思いますか??
実はその距離なんと5614km!!
世界一長いフェンスです!!1980年までは8614kmもあったというから更に驚き…

このフェンスはディンゴフェンスと呼ばれ、羊や牛などの家畜を守る目的で、北にいるディンゴが南に行かないように設置されたものです。ディンゴはぱっと見れば普通の犬のように見えますが、アリクイオオカミ種でオーストラリアでは小さな子供が襲われたとニュースになるほど凶暴。
それで5000kmを超えるフェンスを作ってしまうんですからスゴイの一言です。ちなみにもしこのフェンスを閉め忘れると罰金があります。
ご注意を!!(って閉める機会がないと思うけど…。)


そしてクーバーピディと言えば、オーストラリアで有数のオパールの産地!!着くとすぐにオパールの発掘、商品になるまでを見学します。やってきたのはUMOONA OPAL MINE & MUSEUMです!!

ここは発掘現場の跡地を再利用したミュージアム、地下のシアターなんてちょっとかっこいい!!

発掘中はこんな感じで寝泊まりし、

こうやって発掘していくそうです。

時にはダイナマイトも使用…ドリルで小さい穴を開け、そこにダイナマイトを指し込んだそうな。

写真中央にオパールがあるのが分かりますか!?
見つけた時の喜びはひとしおでしょうね!!


先ほど「発掘現場の跡地を再利用」と言いましたが、クーバーピディは夏場の気温が50℃になる為、多くの人が発掘現場の跡地を再利用した住居(アンダーグラウンド)に住んでいます。地下は温度が一定の為、夏は涼しく、冬は暖かいので快適とのこと。
窓はないけど、ちょっとうらやましい…あ、もし棚が必要になったらドリルで壁を削って作るそうですよ!!笑

この通気口は生命線…窓がないので酸素が入ってきません。
どこの家にも必ずあるそうです。


そして加工されたオパール…値段もピンキリです。オパールの加工品はその石だけを使っているシングル、石の周りをガラスでコーティングしたダブル、両側をコーティングしたトリプルと呼びます。もちろんシングルの方が高いんですが、お店によってはそういう情報を隠して売ってくる場所もあります。
あと輝き、色などでも値段が変わりますが、これは個人の好みだとも思います。たとえトリプルだったとして物はきれいですし、知ってて選ぶのであればいいですよね!!
母親と相方にネックレスを買いました^^


今日はアンダーグラウンドに宿泊!!ドミトリー式でベッドしかありませんがテンションが上がりますね!!

そして夕食はピザ!!
ホント毎日変わり映えのしない夕食だ…
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