薬物・酒への依存を脱却するプログラムを受けている方々と過ごす11日間⑪
- on-foot
- 2015年3月3日
- 読了時間: 3分
こんばんは、ほびとです。
本日は「薬物・酒への依存を脱却するプログラムを受けている方々と過ごす11日間」の11日目です!!
さて、明日の早朝にゴールドコーストへ旅立つほびと、実質今日が最終日です。

月曜日なので通常は休日ですが、ホリデーに入ってしまったので今日も簡単な雑務…今日はファームの水撒き!!スプリンクラーはなく、手作業で水を撒きます。

そして今日はスイス人カップル・キム&マルティーナか一足先に旅立つ日…ですが、今日はキムの誕生日という事でお手製パウンドケーキで誕生日を祝います^^もちろん作ったのは相方マルティーナ!!

この日は風が強く、ろうそくの火をみんなで守り…

無事にキムが鎮火!!(写真はまだ火がついているけど、気にしない。)

本当に素敵なメンバーに出会えて幸せでした!!

楽しい時はあっという間に過ぎ、キム&マルティーナが旅立つ時間…そして寂しそうな子供たち…。こうしてシドニーへ旅立っていきました。

その夜、前からお土産に買いたいとお願いしていた蜂蜜を既に封がしてあるものがあるのに、わざわざ採りたての蜂蜜をその場で封をしてくれたJP。しかもお金を払ったらそのお金は今日までの給料だと言って実質蜂蜜をプレゼントしてくれたJP。
その際にこんな話をしました。
ほ「本当ありがとう、シャーウッドの生活はシンプルで素敵でした。」
JP「こちらこそ色々助かったよ、ここで働く人はみんな各自必要なものが与えられるけど、給料は払ってないんだ。言う通り本当にここの生活はシンプル、俺の理想だよ。」
発展途上国(あんま好きな表現ではないけれど。)と呼ばれるジャンルの国に行ったときも思いましたが、物に溢れている日本・24時間どこかしらのお店が開いている日本…非常に便利でそのシステムで生きている日本人にとってそれが当たり前で普通の事…なんですが、実際に必要な物って意外と限られていて、ほびとの場合は45ℓと25ℓのバックパック2つでほぼほぼ事足ります(というか少し多いくらい)。シャーウッドクリフの生活は必要最低限の物で生活し、携帯電話も機種によってはほとんど繋がらず、22時には強制的に消灯…少し極端ではありますが、昔の人は明るくなれば起きるし、暗くなれば寝る。非常にシンプルでこれもまた人間らしいのかなと感じました。
日本に帰って東京という大都市での生活に慣れてしまうとまたそれが普通になって、こんなことを考える環境もなくなってしまうのかもしれませんが、ここでの生活はほびとにとってまた1つ大きな経験となりました。
その後荷造りをし、次の日の早朝コフスハーバーのバス停までわざわざ送ってもらい、そこからゴールドコーストへ行くのでした。
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