薬物・酒への依存を脱却するプログラムを受けている方々と過ごす11日間⑤
- on-foot
- 2015年2月23日
- 読了時間: 2分
こんばんは、ほびとです。
本日は「薬物・酒への依存を脱却するプログラムを受けている方々と過ごす11日間」の5日目です!!
シャーウッドクリフでは火曜日から1週間が始まります。今日は主に養蜂場の掃除…南半球のオーストラリアは年末年始が夏休みにあたり、今週で仕事納めということで、1年間の汚れを洗い流します。

工場の一角に蜂蜜を採る機械がある部屋があり、こちらに蜂蜜の入った箱を持ってきます。


黄色いドラム缶の中に蜂蜜の入った木枠を差し込んで回転させて蜂蜜を採るのですが、1年使用すると巣の蝋の部分が底に溜まります。それらを取り除き、分解して掃除していく訳です。
さて、仕事が始まるにあたって、JPとこんなやり取りがありました。
JP:宜しく頼むね。
ほ:もちろん、ちゃんと仕事するよ。
JP:そういう意味じゃない、彼らとうまくやってね。
ほ:なんか特別やることある?
JP:いや、いつも通り普通にやればいいよ。
こんな感じ…これはこの会話の後、JPの雰囲気からほびとが勝手に思ったことなので、違ってるかもしれませんが、「いつも通り普通にやることの難しさ」というキーワードが頭に出てきました。「薬物・酒への依存を脱却するプログラムを受けている方々」という言葉を意識しすぎると時として萎縮したり、時として憐れんだり、時として見下したり、余計な感情邪魔をして本質が見えにくくなることもあるのかなぁ…。
そういえば、高校時代に野球部の監督から当たり前のプレーを当たり前にやるのが1番難しいなんて話をしていたことを思い出しました。
ただ以前にも書いた通り、「薬物・酒への依存を脱却するプログラムを受けている方々」と知る前から仲良くしていたメンバーなので、それを知ったからといって何が変わる訳でもなく、本当に普通なんですけどね、それでもこんな内容を改めて考えさせられたいい1日となりました。
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